【シーズン9ダブル最終21位】トノマンタ水攻め+ナットレイ詰め

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構築記事を残すことの大切さに最近気づいたため、今更ながら書くことにしました。

マンタインについて

同タイプにギャラドス、同特性にキングドラという強力なライバルがいるためあまり使われないポケモンですが、すいすい+一致ダイジェットという無二の個性、意外に高い実質種族値など、冠環境前までは十分に上位で戦えるポケモンだったと思います。

  H A B C D S 合計 実質合計
マンタイン 85 40 70 80 140 70 485 445
ギャラドス 95 125 79 60 100 81 540 480
キングドラ 75 95 95 95 95 85 540 445
ガマゲロゲ 105 95 75 85 75 74 509 424
カマスジョー 61 123 60 60 50 136 490 430
カジリガメ 90 115 90 48 68 74 485 437
ルンパッパ 80 70 70 90 100 70 480 410

特に鎧環境では、使用率の高かったポケモンの半数近くに一致弱点を突けること、電気タイプの数が少なかったことにより、多くの構築に対してダイマックスエースとして選出することができました。

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構築

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 メインプランはCSニョロトノとCSマンタインを先発で並べて上から相手を倒していき、残り1~2匹をナットレイで処理するというもの。ナットレイの苦手な炎タイプと格闘タイプをマンタインで先に倒せれば相手を詰ませられ、物理炎が裏に残っていても雨下で先に鉄壁を積めばナットレイで勝つことができます。

ナットレイマンタインとタイプ面でも物理・特殊面でも補完が取れていて、トリックルームパーティに強いという補完もあります。ニョロトノマンタインの先発で出し負けた時に、相手の攻勢をナットレイでいなしてからマンタインを通すというのがサブプランでした。

これらにイエッサンを加えた4体が基本選出です。イエッサンはニョロトノマンタインの先発が難しそうなときにサポート役としてマンタインと並べていたほか、相手のゴリランダーを無償で倒すためにニョロトノと交代で裏から出すことが多かったです。

8割近くの試合は基本選出をしていました。残り2枠のうち、カジリガメはマンタインの苦手なラプラス・ジュラルドン・電気タイプなどに打点がありマンタインへの警戒も弱められること、ミミッキュはトリル役+悪ウーラオスの先発に強いこと・マンタインの刺さりが悪い相手にトリルナットレイを通すことを考えて採用しました。

 

ニョロトノ
ハイドロポンプ、だくりゅう、れいとうビーム、まもる@さざなみのおこう/あめふらし
166-77-95-142-120-134
おくびょう CS252 H4

ダイジェットで抜ける相手を増やすために最速。ダイマを切る機会も多かったです。

マンタイン
ハイドロポンプ、ぼうふう、れいとうビーム、まもる@いのちのたま/すいすい】
161-40-90-145-160-122
ひかえめ CS252 H4

珠+雨補正のおかげで意外と火力不足を感じませんでした。

イエッサン
【ワイドフォース、てだすけ、このゆびとまれ、まもる@オボンのみ/サイコメイカー】
175-54-123-115-133-99
ずぶとい H236 B212 D60

ゴリランダー抜かれを意識してS個体値を落としました。

ナットレイ
【ボディプレス、やどりぎのたね、てっぺき、まもる@たべのこし/てつのとげ】
181-114-190-63-147-40
わんぱく H252 B172 D84

ダイジェットで上から鉄壁を積むことを意識してSは落とさず。ギガイアスと-1バンギラスの下をとるための最遅も考えました。

カジリガメ
たきのぼりもろはのずつきいわなだれ、10まんばりき@きあいのたすき/すいすい】
166-183-110-52-88-126
いじっぱり AS252 H4

基本的に見せポケ。マンタインニョロトノに次ぐダイマ枠。

ミミッキュ
【じゃれつく、かげうち、トリックルーム、まもる@ラムのみ/ばけのかわ】
159-143-116-51-125-116
いじっぱり H228 A156 B124

モロバレル意識のラム。トリル枯らしのための守る採用。

 

成績

シーズン9ダブル 最終21位(レート1998) 最高1位(レート202X)

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。構築記事は鮮度が命。