シーズン9ダブルランクバトル総評(週刊ポ230904号)

 

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上位10人に非公式大会ポケパラの出場権が与えられることもあり、レート2100超え10名、レート2000超え66名と大きくインフレするシーズンとなった。

最終1位に輝いたのはSuica選手。レート2145.921で、シーズン3に続き自身2度目のSVランクバトル最終1位獲得。2位ゆず選手とはレート0.14差の接戦だった。

使用構築はWCSトップ4のFederico、トップ8のNikolajが使用したもの同じ6匹。この並びを参考に、S9最終18位のアルベガ選手とともに構築を作り上げたと思われる。参考元は飛行テラバーストカイリューが特徴的だったがSuicaアルベガ版のカイリューはノーマルテラスで、一撃ウーラオスが黒い眼鏡の毒テラス、ハバタクカミが挑発持ちの襷ゴーストテラスとなっている。

 

ガチクレセはシーズントップ10のうち4名が使用しており、構築非公開の2名を除くその他4名は霊獣ランドロスを使用。7位のユーカリ選手がガチグマと霊獣ランドロスを両採用するなど、S9を勝つ上で地面タイプ(地面技)が重要だったことがわかる。

また、砕ける鎧こらえる弱保グレンアルマの流行を生んだと思われるピカピ選手がS9最終12位に入った。彼がランク上位でこの型のグレンアルマを使用し続け、他のプレイヤーたちが模倣したことでグレンアルマが上位で数を増やしたと推察される。シーズンごとの使用率推移を見ると、グレンアルマの使用率自体は微増ながら、砕ける鎧・こらえる・弱点保険は大きく割合を増やしている。

 


風化させないように触れておくと、シーズン9のランクバトルは不正経験者が何人か上位に入っている。とやかくは言わないが個人的にはクリーンなプレイヤーが勝ってくれたほうが嬉しい。