【U15リーグ関東】FC東京深川×鹿島アントラーズ

東京ガス深川グラウンドで行われたU15リーグ関東1部第3節、FC東京U-15深川vs鹿島アントラーズジュニアユースの感想です。

 

深川:4-2-3-1

試合開始時
19工藤
11友松、8??、9京増
6福田、13??
23??、5星山、4田中理、14田中遥
1渡邊麻

試合終盤
9京増
7??、17??、19工藤
6福田、11友松
23??、5星山、4田中理、14田中遥
1渡邊麻

 

鹿島:4-4-2

試合開始時
19髙木、13
8、6、7、20
5、4、3、2
1

試合終盤
9、11
18、6、7、10
8、3、12、2
1


試合序盤に深川が先制。11友松が左サイドをドリブルしてクロスを送り、鹿島DFがクリアしきれないところを19工藤が蹴り込みました。深川は両サイドハーフのドリブルが崩しにおける武器となっていて、左の11友松は狭いスペースでもボールを持てるタイプ、右の9京増は外で受けて1対1からカットインする形を持っています。

前半半ば、鹿島は左スローインから19が抜け出して決めて同点。攻撃陣にタレントを揃える鹿島の中でも、FWの19は高さとスピードに加えてボールテクニックや献身性も備えていて目立つ存在でした。

鹿島の攻撃は後方からのロングパスやアーリークロスなど、まずはシンプルにFWへ送るというダイレクト志向。そして前線の4人とボランチの6、右SBの2はドリブルでボールを前に進められます。失っても素早い切り替えから高い位置で奪い返す意識が高く、ボール非保持のときもハイプレスが基本。ボールへの執着心が伝わる力強い守備を見せていました。

1対1で迎えた後半は前半以上に鹿島がボールを回収し、深川を押し込む展開。幾度も決定機を作るも、深川のGK渡邊が再三のビッグセーブでゴールを許さず。至近距離からのシュートに上手く対応していました。

後半半ばに深川は左サイドからのハイクロスを19工藤が頭で合わせて2-1勝ち越し。後半頭から9京増と19工藤の位置を入れ替えて、9京増がFW、19工藤が右サイドに入っていました。先日の大会でも見せた変更なので定番になっているようです。

劣勢だった深川がGK渡邊とFW工藤の活躍で2-1の勝利を収めました。